WEBサイト制作や動画制作、広告運用を行っている会社、株式会社クレバーです。
「自社のサービスや商品をアピールするためにプロモーション動画を作りたいけれど、どこから手を付ければいいのかわからない」「採用活動に向けて求人動画を用意したいが、どのような構成にすれば応募者が集まるのか悩んでいる」という悩みを抱えている担当者の方も多いのではないでしょうか。
動画コンテンツは、テキストや写真だけでは伝えきれないサービスの特徴や店舗の雰囲気、社内の空気感を直感的に届けられる手段です。しかし、ただ綺麗な映像を作るだけでは、ビジネス上の成果には結びつきません。目的を明確にし、届ける相手に合わせた企画から撮影、編集、そして制作後の発注方法までを一貫して組み立てることが求められます。
今回は、店舗や企業のプロモーション動画、求人動画を成功に導くための制作ステップやシナリオの作り方、制作と広告運用を組み合わせた集客ノウハウについて詳しく解説します。
成果を生み出すプロモーション動画制作の全体像と失敗を防ぐ準備手順
プロモーション動画を制作する際、いきなり撮影をスタートさせるのは避けたほうが賢明です。事前の準備や企画の段階で、動画の成果の8割が決まると言っても過言ではありません。まずは全体の流れを把握し、各ステップで何を行うべきかを理解しておきましょう。
制作の流れは、大きく分けると以下のステップで進行します。
- ヒアリングと目的・ターゲットの明確化
- 企画・構成案(絵コンテ)の作成
- 撮影の準備と実際の撮影進行
- カット編集・テロップ入れ・音響効果の付与
- 試写と修正、最終納品
各工程で気を付けるべきポイントを具体的に解説していきます。
1. 目的とターゲットの明確化
動画制作に取りかかる前に、「誰に」「何を伝えて」「どのような行動をとってほしいのか」を細かく設定します。
例えば、新商品の認知度を広げたい場合と、店舗への来店予約を増やしたい場合では、動画の構成や見せ方が大きく変わります。
- ターゲット像の具体化:年代、性別、興味関心、抱えている悩みなどを細かく設定します。
- 動画のゴール設定:Webサイトへの遷移、問い合わせフォームからの連絡、求人への応募など、動画視聴後の行動を一つに絞り込むことが効果的です。
- 掲載メディアの選定:Webサイトのトップページ、YouTube、Instagram、TikTok、店頭モニターなど、どこで再生されるかによって動画の縦横比や尺(長さ)が決まります。
2. ディレクションと構成案の作成
目的が決まったら、動画の全体像を描く構成案や絵コンテを作成します。ここでのディレクション業務が、動画のクオリティと進行のスムーズさを左右します。
構成案を作成する際は、以下の要素を盛り込むと視聴者の印象に残りやすくなります。
| 構成要素 | 役割と具体的な内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 導入(冒頭3秒) | 視聴者の注意を引きつけ、離脱を防ぐ | ターゲットの悩みや印象的な映像を配置する |
| 展開(課題提示と解決) | 商品やサービスがもたらす変化を提示 | 使用シーンや利用者の表情を見せる |
| 詳細(特徴と強み) | 他社との違いや具体的な実績を伝える | 説得力のあるデータや映像を活用する |
| 結び(行動喚起) | 次にとるべき行動を明確に提示する | Webサイトへの案内や問い合わせ先を表示する |
絵コンテを作成しておくことで、発注者側と制作側の間で完成イメージのズレを防ぐことができます。言葉だけでなく、視覚的なイメージを共有しながら進めてみてください。
3. 撮影準備と現場での進行
構成案が固まったら、撮影に向けた準備を進めます。ロケーションの手配、出演者の選定、小道具の準備などを漏れなく行うことがスムーズな撮影につながります。
撮影当日は、構成案に沿って必要なカットを確実に押さえていきます。実店舗での撮影やオフィスでの撮影では、光の入り方や周囲の音(環境音)にも配慮が必要です。プロの撮影機材やマイクを使用することで、ノイズのないクリアな映像と音声が確保できます。
4. 編集作業と音響演出
撮影した素材をつなぎ合わせ、テロップ(字幕)や効果音、BGMを追加していく作業が編集です。現代の動画視聴環境では、音を出さずにスマホで動画を見るユーザーも多いため、重要なメッセージにはわかりやすいテロップを入れる工夫が効果的です。
また、BGMの選定も動画の雰囲気を大きく左右します。ブランドイメージやターゲット層の好みに合った音楽を選ぶことで、印象に残りやすい動画に仕上がります。
5. 試写・修正から納品まで
編集が完了した段階で、試写(チェック)を行います。構成案通りの内容になっているか、ブランドのトーン&マナーに合っているか、誤字脱字がないかを確認します。
修正点を整理して制作チームにフィードバックし、調整を経て完成版の納品となります。利用するプラットフォーム(Webサイト、SNS、動画広告など)に合わせたファイル形式で納品を受けることが一般的です。
プロモーション動画と求人動画の目的別シナリオ設計と活用ノウハウ
一口に「動画制作」と言っても、プロモーション動画と求人動画ではアプローチの方法が異なります。それぞれの目的に特化したシナリオ設計を取り入れることで、狙った反応を得やすくなります。
店舗・企業プロモーション動画のシナリオ設計
店舗や自社サービスのプロモーション動画では、視聴者に「自分に関係がある」「試してみたい」と感じてもらうことがゴールです。
単に機能や価格を説明するのではなく、そのサービスを利用することで得られる「体験」や「変化」を描く構成が適しています。
プロモーション動画で効果を発揮する3つのパターン
-
ビフォーアフター型シナリオ
ユーザーが抱える悩みを冒頭で提示し、サービスを導入することでどのように悩みが解決されるかをストーリー仕立てで表現します。共感を得やすく、購入や申し込みへのモチベーションを高める効果が期待できます。 -
ブランドストーリー型シナリオ
店舗の創業想いや、製品開発の裏側にあるこだわりを丁寧に伝えるアプローチです。単なる機能比較ではなく、ブランドのファンを増やしたい場合や、中長期的な信頼関係を築きたい場合に適しています。 -
利用シーン体験型シナリオ
実際に店舗を利用している様子や、製品を使っているシチュエーションを主観視点で描きます。視聴者が自分自身を重ね合わせやすくなり、来店や購入のハードルを下げる効果があります。
求人動画・採用動画のシナリオ設計
求人動画の主な目的は、求職者に対して「この会社で働きたい」「働くイメージが湧く」と感じてもらい、応募への意欲を高めることです。
テキストの求人票だけでは伝わりにくい「オフィスの雰囲気」「一緒に働くメンバーの人柄」「仕事のやりがい」を映像で届けることがポイントです。
求職者の心を動かすコンテンツ構成
- 社員インタビュー:現場で働く先輩社員の声を通じ、具体的な業務内容や職場の雰囲気をリアルに伝えます。
- 1日の仕事の流れ:出社から退社までのスケジュールを映像で追うことで、入社後の具体的な働くイメージを持ってもらえます。
- 代表・採用責任者のメッセージ:会社のビジョンや目指す未来を語ることで、共感度の高い人材からの応募を促します。
求人動画においては、良い面ばかりを強調するのではなく、仕事の大変さやそれを乗り越えたときの達成感なども適度に盛り込むと、入社後のミスマッチを防ぐ効果が高まります。
SNS別・媒体別の動画フォーマット選び
制作した動画をどこで展開するかによって、適切な動画の形式や尺が異なります。各プラットフォームの特性を理解して動画を最適化してみましょう。
- Webサイト埋め込み用:1分〜3分程度。じっくり見てもらう前提のため、ナレーションや詳細なテキスト解説を入れた丁寧な構成が適しています。
- YouTube広告・動画:横型(16:9)が基本。冒頭の5秒間で視聴者の興味を惹きつける仕掛けを作ることが重要です。
- Instagram(リール・ストーリーズ):縦型(9:16)がメイン。テンポの良いカット割りと、視覚的に目を引くデザインが好まれます。
- TikTok:縦型(9:16)で、15秒〜30秒程度の短尺が主流。親しみやすいトーンやトレンドを意識した演出が親和性を高めます。
ひとつのメイン動画を制作し、それを各SNS用に短縮・再編集して二次利用する方法も非常に効率的です。
動画制作と広告運用をワンストップで連携させる強みと運用ポイント
どれほど素晴らしいプロモーション動画や求人動画を制作しても、それがターゲットとなる読者の目に触れなければ意味がありません。動画を制作した後の「届けるプロセス」までを見据えて計画を立てることが、ビジネスでの成果につながります。
制作と広告運用を分断させないメリット
一般的なWebマーケティングでは、動画制作会社と広告代理店を別々に手配するケースも見られます。しかし、制作と広告運用を分断してしまうと、以下のような課題が発生しやすくなります。
- 広告枠の仕様やターゲットの動きに合っていない動画が納品されてしまう
- 制作側と運用側でコミュニケーションの手間が増えてしまう
- 広告の配信結果(データ)を動画の改修に活かすスピードが遅くなる
ディレクション、構成、撮影、編集、納品から広告運用までを一貫して行える体制を整えることで、これらの課題をスムーズに解決できます。
ワンストップ体制がもたらす主なメリット
- メッセージの一貫性:企画段階から広告の配信ターゲットや運用戦略を考慮して動画を設計するため、ブレのないアピールが可能です。
- スピード感のある改善サイクル:広告配信によって得られたデータ(視聴維持率やクリック率)をもとに、動画の冒頭カットやテロップの表現をスピーディーに改修できます。
- コストと手間の最適化:窓口がひとつにまとまることで、連絡や調整の負担が軽減し、効率的にプロジェクトを進行できます。
広告運用で成果を高めるデータ分析の視点
動画広告を配信した後は、数値を分析しながら改善を重ねていくことが成果向上への近道です。特に確認したい指標には以下のようなものがあります。
- 視聴維持率(何秒まで見られたか)
冒頭の数秒で離脱が多い場合は、最初のフックとなる映像やキャッチコピーの変更を検討します。 - クリック率(CTR)
動画を見た人のうち、どれくらいの割合がWebサイトや応募フォームに移動したかを測定します。動画末尾の誘導(CTA)の表現を見直す判断材料になります。 - コンバージョン率(CVR)
サイトに遷移したユーザーが、実際に購入や問い合わせ、応募に至ったかの割合です。動画の内容とランディングページ(LP)のメッセージが合致しているかがポイントになります。
このように、制作して終わりではなく、配信結果の数値に基づいた運用を組み合わせることで、動画の持つパワーを最大限に引き出すことができます。
自社での継続運用とシステム活用の視点
動画コンテンツを活用した情報発信や集客を長期的・継続的に行っていくためには、配信や運用の省力化も目を向けておきたいポイントです。
動画や各種WebコンテンツをSNSやメディアへ定期的に発信し続ける際、手作業での投稿作業は担当者の大きな負担となることがあります。効率的な運用環境を構築することで、企画や分析といったコア業務に集中しやすくなります。
自動投稿システムに関するお問い合わせはWEBサイト問い合わせフォームから承っております。日々のコンテンツ発信や広告運用、Webマーケティングの効率化に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
プロモーション動画や求人動画は、企業の魅力やサービスの強みをわかりやすく伝え、ターゲットの行動を促すための強力なツールです。
動画の企画・構成から撮影、編集、そして制作後の広告運用までを一貫して組み立てることで、狙った成果にアプローチしやすくなります。自社の目的に合わせた動画制作を踏み出し、ビジネスの成長に活用してみてください。
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